2017年05月24日

最近では白木だけでなく生花祭壇も増えている

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お葬式には無くてはならないのが祭壇です。さまざまなものがあり、白木であったり、生花であったりそれぞれに違う意味、役割があります。そもそも祭壇は故人の供養のために飾られるものであるといわれています。昔のお葬式に用いられていた飾りが現在の原型になっているとも言われています。

もとは、小机に仏具や供物などを置いただけの比較的質素な飾りでした。それが徐々に2段、3段と高さが増していきました。戦後に入ってからというもの色々と趣向を凝らしたものも出現してきました。戦後以降は、立派なほど故人を弔う事につながるといった考えも生まれて大きなものと進化し、今のようになっています。

最も一般的に用いられてきたのは白木の祭壇です。しかし、その流れも時代と共に少しずつ変化しています。その流れとして登場してきたのが生花のタイプです。生前の故人の人柄や趣味などを聞き入れて、映像や音楽などを使ったり、趣向を凝らした演出を行なうことも増えてきました。

個人それぞれに合わせて、よりきめの細かいサービスや対応が求められるようになった結果であるといえるでしょう。使う花としては主に菊やユリなどの花が使われますが、決まりはないので、生前に故人が好きだった花を使用するなどもアレンジ次第です。