2017年07月04日

望む葬儀の形を決めて祭壇も決める

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祭壇は葬儀費用の中でも大部分を占めていて種類は一般的には白木か花が利用されています。日本の戦前まで行っていた葬列のときに使われた輿の代わりが白木タイプです。白木で組んでいてシンプルで、伝統的の美しさがあり現在でも多くの人に使われています。

祭壇の上に花や両脇には供花が飾られます。花タイプでは故人の好きな花を使ったり、色を統一したりすることができ人気があります。宗教などの違いに関係なく使うことができます。生花を使って全体を飾っているため白木タイプのものよりも金額が高くなってしまうことが多いですが、最近では良質な花を安価な金額で入手することができ葬儀社が工夫をしていることからだいぶ値段をさげることができるようになってきています。

神道で使われる神式タイプや個性的なアレンジができるデザインタイプなどいろいろあります。費用の目安は白木タイプで20万〜80万円、金額の差は大きさや作りなどの違いで、総ヒノキ造りのものや無垢材のものは最高級品といわれています。

花タイプは30〜80万円程度で花の種類や量、作られる技術料などに金額に差がでます。飾り品も含めたプランの価格になっていることが多く、希望と内容を何か所かの葬儀社をプランを比較することがおすすめです。個性的なアレンジができるデザインタイプは内容によって価格は大きく差がでます。

祭壇の選び方は希望の葬儀の形を決めておく必要があります。参列者が多い場合には大きさやある程度の華やかさがあるものがよく、家族葬など小規模な葬儀の場合には大規模なものは必要がありません。近年は家族葬を行うことが多いため葬儀社から規模に似合うプランも用意されています。